聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2005]

2005年 09月 17日 (土)

詩篇51:1-19
砕かれたたましいでささげたダビデの祈り


Ⅰ.私はただあなたに罪を犯し(1-6)

 ダビデは勝利の時に安逸を楽しみましたが、大きな罪を犯しました。バテ・シェバと姦淫を行なった後、その罪を隠蔽するために、彼女の夫である忠臣ウリアまで殺しました。しかし預言者ナタンが来た時、自分の罪を認め悔い改めました。彼が神様の前に立った時、はじめて神様の戒めを破ったみじめな罪人としての自分の姿を発見するようになりました。そして神様の慈しみと慈愛に頼って、憐れみを求めました。主が自分の罪を洗い去ってくださることで、きよめてください、と求めました。彼は神様が自分に真実と悔い改めを願われることを知っていました。

Ⅱ.私にきよい心を造り(7-19)

 ダビデは自分の力ではきよめることができず、神様だけがきよめることができると知っていました。彼には神様の赦しと癒しが必要でした。更に進んで、彼にきよい心を造り、ゆるがない霊を私のうちに新しくしてください、と祈りました。彼は、神様との壊れた関係が回復され、御霊によって満たされることを願いました。救いの喜びと感激を回復させてくださることを願いました。そして罪の重荷を負っている人々に御言葉を教えようとしました。神様はいけにえより、砕かれた心を喜ばれます。人はお金や権力やあらゆる行ないによって救いを受けることができません。砕かれた心で、神様に進み出て行く時だけが救いを受けることができ、純粋で美しい人生を生きることができるのです。


祈り:主よ!私が砕かれた心で主に出て行くように助けてください。

一言:神様は砕かれた心を喜ばれる


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