聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2005]

2005年 09月 18日 (日)

詩篇52:1-9
おい茂るオリーブの木のようだ


Ⅰ.豊かな富に頼る者(1-7)

 神様を自分の力とせずに、豊かな富に頼る者は地から根が引き抜かれるのです。エドム人ドエグがそのような人でした(Ⅰサム22:6-23)。彼は欺きの舌で他の人々を害することで、お金もちになった者でした。彼は自分の富を誇りましたが、それは神様から出たものではなく、悪巧みと欲心と偽りに基づくものでした。神様は、神様の時にそのような人々をさばかれます。彼らがこの世で富と権力を得て永遠に成功するかのように見えますが、その最後は破滅と羞恥心だけです。神様に信仰と人生の根を下ろさない人は、時になるとその根が引き抜かれます。それでクリスチャンは悪者の成功を見てうらやましく思う必要がありません。世の中がどのように動いたとしても、私たちは正しい神様を信じ、最後まで正しい生活をしなければなりません。

Ⅱ.神様の恵みに拠り頼む者(8,9)

 神様の恵みに世々限りなく拠り頼む者は神様の家にあるおい茂るオリーブの木のようです。おい茂るオリーブは生命力があり、豊かな実を結びます。ダビデはまさにそのような人でした。彼は何年間もサウル王に追われ、亡命生活をしなければなりませんでした。しかし患難と絶望の時にも、神様の変わらない愛をつかみました。彼は人を恨んだり、神様を恨んだりしませんでした。いつも神様の主権を認め、神様に感謝をささげました。


祈り:主よ!私がどんな現状の中でも、神様の愛を信頼することで、おい茂るオリーブの木のように実を結ぶように助けてください。

一言:おい茂るオリーブの木のような人生!


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