聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2014]

2014年 04月 13日 (日)

詩篇32:1-11
そのそむきを赦された人

1.自分の罪を、あなたに知らせ(1-5)
 そのそむきを赦され、罪をおおわれた人は、幸いです(1,2)。なぜでしょうか。ダビデは、罪を告白しなかった時、一日中うめいて、その骨々は疲れ果て、骨髄は夏のひでりでかわききった、と告白しました。罪を犯すようになると、たましいがふみにじられる苦しみがあります。世のどんなものであっても、この苦しみを取り除くことはできません。
 私たちが、この苦しみから抜け出すためには、神様の御前に進み出て、自分の罪を隠すことなく、告白する他ありません。神様は私たちの中心をご覧になるので、誰も神様の前で自分の罪を隠すことはできません。罪を隠すほど、神様の御怒りがそのたましいの上に重くのしかかります。しかし、神様に進み出て、真実に罪を告白するなら、神様は恵みの方なので、全ての罪を全て赦してくださり、たましいの平安をくださいます。
2.主にお会いする機会をつかめ(6-11)
 ダビデは、罪の赦しの恵みを受けた後、自分だけではなく、ほかの人もこの祝福を受けることを願いました。それで、主にお会いできる間に、主に祈るように勧めています(6)。「主にお会いできる間」とは、罪を悟った時を、指しています。罪を悟った時、一人で悩んだり、忘れてしまおうとするなら、主に出会い、赦しを受ける機会を失ってしまい、人生に喜びがなくなります。しかし、その時、神様に進み出て、悔い改めの祈りをする者は、神様の慈しみを味わうようになります(10)。

祈り:主よ!罪を告白しないのは息苦しいです。主に、自分の罪を告白しますので、私を赦してください。

一言:そむきの罪を赦された人は、幸いです


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