聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 08月 09日 (日)

詩篇9:1-20
主の御名を知る者

 詩人は、心を尽くして主に感謝し、主を喜び、誇り、主の御名をほめ歌いました。その理由は何でしょうか。敵を滅ぼし、詩人の義を明らかにし、訴える時、弁護してくださるからです。神様は正しくさばかれます。神様は、義によって世界をさばかれ、正しく万民に判決をくだされます。主はまた、しいたげを受ける者の要塞であり、苦難の時の要塞です。しいたげは力のない被支配者のくびきです。苦難は、わきまえない者の苦難です。しいたげを受ける者と、苦難の時の共通点は、自分の力では、それに打ち勝つことができないことです。ところが、神様は要塞になります。要塞は、安全に保護できる、堅固な城を指します。しいたげを受ける者が要塞に非難します。苦難の時に、要塞に非難します。「御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。」(10)。義によってさばき、しいたげを受ける者の要塞になる神様を知る者は、主により頼みます。苦難を受ける時、主に逃れます。主は、このように主を捜す者たちを見捨てられません。神様は、うめく者を覚えられ、貧しい者の叫び声を忘れません。悪者たちは廃墟と化しますが、貧しい者たちは決して失望させられません。神様は、みずから立ち上がり、神様を知る者たちを保護し、彼らを救い、彼らを立ててくださいます。しかし、神様を知らない人たちは勝利を得ることができなくされます。彼らを恐れさせ、自分はただ人に過ぎないことを知らせます。それで、神様を知らなければなりません。神様はどんな方なのか、神様がどのようにされるのか、を知らなければなりません。神様を知る者は神様に頼り、神様に逃れて行きます。
適用:人に過ぎない自分より、要塞である神様に頼りましょう
一言:主に撚り頼む


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