聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 08月 12日 (水)

詩篇12:1-8
主の御言葉はまじりけがない

 ダビデは、現実を見て、主に助けを求めました。敬虔で、忠実な人々が消えて行きました。代わりに、悪い人々が世を支配しています。彼らの言葉には、真実がありませんでした。うそと、へつらいで人をだまします。傲慢で、自分を誇ります。ダビデは神様に祈ります。「へつらいのくちびると傲慢の舌とを、ことごとく断ち切ってください。」今日も、偽りの勢力が世を支配します。正直に言えば、この世で損をします。うそを話し、へつらい、自慢する人々が出世します。このような世の中を見ると、挫折感が来ます。怒りとため息が出て来ます。私たちは偽りと戦って勝つことができません。神様だけが、偽りの勢力を断ち切ることができます。神様だけが、偽りの世の中で、苦しむ正しい人々を救うことができます。
 神様は、悪い者たちの言葉によって、苦しみを受ける者たちを見捨てられませんでした。彼らのため息を聞き、安全地帯に移されます。神様が導かれる安全地帯とは、どこでしょうか。神様の御言葉の世界です。主の御言葉には、まじりけがありません。土の炉で七回もためされて、純化された銀のように、不純物がありません。神様の御言葉には、偽りがありません。神様の御言葉は、純粋な真理で満ちています。それで、神様の御言葉を信じて守るなら、救いを得ます。偽りが高められる世の中で、真理の道を行く力を得ます。神様の御言葉の通りに生きるなら、人の嘘に傷つきません。悪者たちが至る所で横行しても、義の道を行くことができます。神様の御言葉は、私たちを敬虔にし、忠実な人として立ててくださいます。嘘偽りで苦しむ時代を救う望みの光にしてくださいます。
適用:偽りが満ちている世の中で、どうすれば、正直に生きることができるのか。
一言:まじりけのない神様の御言葉に従って


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