2015年 08月 13日 (木)
あなたの恵みに拠り頼みました
ダビデは、たましいの苦しみの中にいました。終日、心に心配事が離れませんでした。敵が彼を打ち、誇っていました。ところが、神様は彼を助けてくれませんでした。彼から顔を避け、永遠に忘れたかのように、沈黙されました。彼は、神様に嘆いて、尋ねました。「主よ。いつまでですか。」信仰の生活に、いつも神様の答えと、勝利だけがあるのではありません。時には、深い絶望の夜が来ます。目の前が暗く、死ぬ思いがします。人生が終わり、敵の笑いもので終わってしまうかのようです。ダビデは、このような時、神様に祈りました。「私に目を注ぎ、私に答えてください。私の神。」彼は、死の眠りにつかないように、光をくださいと祈りました。神様は、漆黒のような夜に光をくださる方です。深い絶望の中で、回復の望みをくださる方です。それで、主の沈黙が永遠に続くようなやみの時に、絶望せずに、神様の御前に出て行き、祈らなければなりません。
神様が、お答えにならない時、愛を疑い、挫折感を抱いてしまいがちです。しかし、ダビデは試練の日に、ただ、神様の愛に頼りました。その愛は、選ばれた子どもを捨てない、約束に基づいた愛です。人の愛は、簡単に変わりますが、神様の愛は永遠です。神様は、その愛によって、私たちを救ってくださいます。主の救いは、私たちの状態によって、取り消されるものではありません。主の救いは、私たちの永遠の喜びと、賛美すべきことです。今、私の生活が辛くあっても、私に向けられた主の愛と救いは、変わりません。主の良いわざは、決して変わることがありません。状況が難しくあっても、主の永遠の愛に頼って賛美し、進んで行くことが信仰生活の本質です。
適用:人生が辛く、ため息が出る時、何に頼るのか
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