聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 08月 14日 (金)

詩篇14:1-7
神はいない、と言っている者

 「神はいない」と言っている者がいます。彼らは、神様を信じている聖徒を愚かに考えます。存在しない神様に仕え、苦労していると考えます。世の中のどこを見ても、神様は見えません。神様がおられるなら、起こってはいけない不合理なことが、あまりにもたくさんあります。それで、彼らは、「神はいない」と結論を出します。自分の無神論思想が懸命であり、かしこいと思っています。しかし、ダビデは彼らを指して、「愚か者」と言っています。彼らの人生の実を見ると、なぜ彼らが愚かなのかが、分かります。「神はいない」と言っている人の生活は腐っていて、忌まわしいことを行なっています。罪によって、汚れました。乱暴で、残忍です。霊的に無知であり、自分が何をしているのかが、分かりません。何より、彼らの内面の深い所には、恐れがあります。彼らの良心が、神様のさばきを感じているからです。世の中で、最も愚かな人は、「神はいない」という人です。神様がおられなければ、人は内面の腐敗に打ち勝つことはできません。神様がいない思想、神様がいない家庭、神様がいない人間関係は、結局腐敗してしまいます。知恵は、神様を恐れ敬うことです。神様に礼拝し、服従する時、腐敗や堕落から救いを受けます。私たちの中に、神様がおられると、内面の美しさと純潔を守ることができます。
 神様は、ご自分を信じる者に、避け所となってくださいます。シオンからその民を救い、捕虜になった民を自由にします。悪者たちが満ちた世の中で、神様の子どもたちは、悲しみと苦しみを多く経験します。しかし、神様は、聖徒たちに最後の勝利をくださり、楽しませ、喜ばせてくださいます。悪い世の中で、信仰によって生きる者は最後の勝利を得ます。
適用:神はいない、と言うノンクリスチャンたちを恐れますか
一言:信仰は勝利


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