聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 08月 16日 (日)

詩篇16:1-11
主のほかには、幸いはありません

 人生を生きていると、苦しみと危機の時に出会うようになります。その時、私たちは、どこに身を避けるべきでしょうか。また、何が私たちを守れるでしょうか。神様です。ダビデは、危険な時を多く経ました。その時ごとに、彼はただ神様に身を避け、神様は彼を守ってくださいました。彼は、「あなたこそ、私の主。私の幸いは、あなたのほかにはありません。」と告白しました。神様を信じる聖徒たちを見ると、彼の心も喜びました。彼は、他の神々に仕える者は、助けどころか、苦しみが増すだけなので、私はその名前さえも呼ばないと、言いました。
 神様を、私の主としてお迎えして生きる人は、どれだけ幸いなのでしょうか。その人には、神様の子どもが、受け分です。神様が、その人の全てのものを、守ってくださいます。世の人々が頼るものは、一瞬のうちになくなってしまうものもありますが、神様が私の受け分になってくださり、私を守ってくださるので、私たちは安全です。神様は、御言葉によって私たちを教えてくださいます。私たちの中におられる聖霊は、私たちの良心で、真理を悟らせてくださり、その御言葉に従って、生きるように助けてくださいます。神様をいつも前において生きるので、私たちは、どんな苦難と恐れの中でも、ゆり動かされることはありません。この神様によって、私たちの心が喜び、たましいは楽しみ、私たちのからだは安全です。私たちが、このように、大胆に喜べるのは、私たちに、永遠の復活の喜びがあるからです。世の人々の全ての望みは、死と共に終わりますが、主は、私たちを死に捨てて置かず、永遠のいのちによって、再び生かしてくださいます。ダビデは、この復活の望みの中で、喜び、楽しみました。
適用:本当の幸せはどこにあるのか
一言:主の他には


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