聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 08月 17日 (月)

詩篇17:1-15
正しく生きようとする者の祈り

 ダビデは、正しい良心を持って、神様の御前で正しく生きようと、闘争してきた人です。しかし、彼は敵から身の覚えのない憎しみを買い、逃げ回り、多くの危険な目に会わなければなりませんでした。この詩でも、ダビデは、自分を取り囲んで、命を狙っている敵の中で、神様に泣き叫び、救ってくださいと祈っています。彼は神様に、「私の正しい訴えを聞き、耳に留めてください。」と祈りました。彼は、正しく生きるために、どれだけ努力したのでしょうか。主の御言葉に従って、自ら注意して、悪者の道を行かないように、と闘争しました。彼は、ただ主の道を歩み、その道から抜け出しませんでした。ダビデは、正しく生きようとする者の祈りに、答えてくださる神様を信じました。主に身を避ける者たちを、敵から救ってくださる神様を信じました。この信仰があるので、彼は神様に訴え、ひとみのように守って下さり、その翼の下で保護してくださるように、祈りました。悪い世の中で、正しく生きようとする時、憎まれ、悔しい思いをします。その時、私たちは、ダビデのように、主に身を避ける者を救ってくださる神様を信じなければなりません。悪者の道を行かず、最後まで主の御言葉に従って、義人の道を歩いて行かなければなりません。
 世の人々は、ただ、この世のものに望みを置いて、生きています。宝で欲を満たし、子どもの教育と成功によって、満足しようとし、財産を子どもたちに相続させることを望みとしています。しかし、義人の望みと満足はどこにあるのでしょうか。正しい中に、神様の御顔を仰ぎ見、主と共に歩みながら、本当の喜びを受ける生活にあります。
適用:義の道を歩んでいるのでしょうか
一言:主の御顔を仰ぎ見る


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