2015年 10月 02日 (金)
ある者は馬を誇る。しかし、「私たちは」
この詩は、王が敵との戦いのために、戦場に向かう前にささげた特別礼拝を背景にした可能性が高いです。出陣する前に、王が聖所で、犠牲のいけにえをささげる間、民たちは外で、この詩篇の祈りで、いけにえをささげることに、参加したようです。この詩には、戦争を仰ぎ見る王と、民たちの視覚と信仰がよく現れています。
一般的に、戦争は、優れた戦略と勇敢な兵士たち、強力な先端兵器で、勝敗が決定されます。敵は、兵器と馬という強力な武器を持っていて、優れた戦闘能力を兼ね備えています。彼らは、優れた軍事力に頼り、誇っています。しかし、このような敵と戦わなければならない王と民たちは、主、「私たちの神様」の御名を誇っています。神様を司令官として迎え、戦闘に加わります(5)。私たちの神様は、苦難の日に、ご自分に頼る者たちに答えてくださる方です。神様を求める者に、ご自分の右の手の救いの力を持って、天からお答えになります。神様は、私を、敵が害することができない高い所に上げてくださり、保護してくださいます。神様は敵を防ぎ、攻撃してくださいます。神様が救ってくださることによって、いくさ車と馬を誇り、頼っていた敵はひざをつき、倒れました。しかし、神様に頼っていた人々は立ち上がり、まっすぐに立ち、勝利の歌を歌い、神様を高め、賛美します。いくさ車と馬に頼る世の中、優れた戦略を誇る世の人々の前で、恐れてはいないでしょうか。神様の民も、いくさ車と馬を準備しなければなりません。誠実に準備して、緻密な戦略を立てなければなりません。しかし、神様の民は、戦争の勝利、人生の勝利が神様にかかっていることを信じます。苦難の日に、私に答え、救ってくださる神様、私を高い所に置いて、守ってくださる神様を誇り、賛美しているでしょうか。
祈り:何に頼り、誇っているのか
一言:神様の御名を誇ります
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