聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 10月 07日 (水)

詩篇25:1-22
主よ。あなたの道を私に知らせ

 詩人を憎む敵は多くいました(2,19)。寂しく、悩んでいました(16)。苦悩、悩み、労苦が多くありました(17,18)。このような中で、詩人は主を見、主に頼ろうとしました(1,2)。若い時の罪を覚えないで(7)、全ての罪を赦してくださることを、願いました(18)。私のたましいを救ってくださり、羞恥を受けないようにし、私を保護してくださるように、と祈りました(20-22)。そうしながらも、詩人は、積極的に、主の道を行くことを願いました。「主の道」を私に見せてくださり、「主の道」を私に教えてくださり、「主の真理」で私を導き、教えてください、と祈りました(4,5)。詩人は、内的、外的に、従うことだけを願うのではありませんでした。神様の不思議な助けだけを求めるのではありませんでした。詩人は、苦難の中でも、主の道を行こうとしました。主が教えてくださる道が、憐れみと真理だからです(9,10)。
 私の罪は大きいでしょうか。寂しく、辛いでしょうか。悩み多いでしょうか。苦悩と労苦を受けているでしょうか。憎む敵によって、苦しみを受けているでしょうか。主が救ってくださるように、祈りましょう。辱めを受けないように、祈りましょう。そうは言っても、私たちは主の道を行かなければなりません。私たちは、良くても、辛くても、楽であっても、苦しくても、生きても、死んでも、主の真理に従わなければなりません。それで、主の道を教えてくださるように、祈りましょう。ここで、「教える」という本来の意味は、棒で叩いて、悟らせると言う意味です。他の所に目が行き、別の考えをする時、棒でたたかれると、気が引き締まります。そうして行く中で、教えてくれるなら、忘れてしまいません。私たちが、間違いなく、主の道を行くことができるように、はっきりと教えていただけるように、祈りましょう。

適用:あなたは、何のために、祈っているのか

一言:主の道を教えてください。


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