聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 10月 14日 (水)

詩篇32:1-11
赦される幸せ

 ダビデは、偉大な勇士でした。生涯、多くの敵と戦って勝利し、統一イスラエルの王になりました。ところが、彼が最も幸福だった時は、そのような勝利の瞬間ではありませんでした。神様に罪を犯して、苦しんでいて、赦された時です。罪は、彼をみじめな存在にしました。罪を悔い改めなかった時、たましいが踏みにじられました。骨は干からび、からだがやせ衰えて行きました。王位に座っていましたが、少しも幸福ではありませんでした。罪がなぜ、これほどまでに、深刻な問題になるのでしょうか。神様の契約を愛を踏みにじる裏切りだからです。世の中が認める条件がそろっていても、神様との関係が正しくなければ、人は決して幸福にはなれません。神様が私のたましいに向かって、怒りを発しているのに、なぜ平安になれるのでしょうか。幸福は、神様と正しい関係を結ぶところにあります。神様は、罪を告白する人を喜ばれます。悔い改めるなら、どんな罪も赦してくださいます。罪が赦される生活が、世の中で、最も幸福な人生です。
 神様がチャンスをくださる時、悔い改める人は、どれだけ幸いなのでしょうか。洪水が起きても、その人の所に及びません。彼らは、神様によって、喜び、楽しむでしょう。反面、悔い改めない人はどうでしょうか。彼らは、くつわや手綱の馬具で押さえなければ近づけない騾馬のようです。自尊心と頑固なゆえに、悔い改めない人には、いつも悲しみが多くあります。悔い改めに、痛みが伴いますが、悔い改めるなら、喜び、幸いです。

祈り:幸せになりたいですか

一言:罪を悔い改めて、罪の赦しを受けなさい


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