聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2015]

2015年 10月 16日 (金)

詩篇34:1-22
主のすばらしさを味わい、これを見つめよ

 ダビデが書いたこの詩は、神様の驚くべき救いを体験した者の告白であり、歌です。ダビデの心には、神様に向けられた賛美と感謝が満ちあふれます。いつも、主を賛美し、主を誇ると言いました。貧しい者は、私の救いの神様を聞いて喜ぶ、と言いました。サウル王に追われたダビデは、絶望的な状態にありました。彼を助けられる人は、誰もいなく、彼が避ける所もありませんでした。どうしたら、彼が殺したゴリアテの故郷である敵国のガドの地に入って行くでしょうか。しかし、そこで、彼はまた、死の危機に処せられました。四面楚歌でした。方法がありませんでした。切迫していて、恐れていました。ただ、神様に叫ぶしかありませんでした。しかし、神様は彼に答えてくださいました。彼の叫びを聞かれ、全ての恐れと苦しみから、救い出してくださいました。この驚くべき救いを体験したダビデの確信は、何でしょうか。「主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。」
 ダビデは言いました。「主のすばらしさを味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼に身を避ける者は。」ダビデのように、絶望的な状況の中で、神様の驚くべき救いを味わったことがあるでしょうか。今、苦痛と苦しみの中にいますか。神様に祈り、叫び求めましょう。私たちも、主のすばらしさを味わうようになります。神様が、全ての者の祈りを聞かれるのではありません。神様を恐れる者の祈りを聞いてくださいます。神様を恐れる者は悪を捨て、善を行ない、平和を探して、従うことです。神様の目は、そのような義人に向けられ、彼らの叫びを聞かれ、全ての苦しみから救い出してくださいます。

祈り:神様を恐れるものでしょうか。

一言:すばらしさを味わうようになります


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