2022年 01月 24日 (月)
苦難の日に呼び求める
高ぶる者どもはダビデに向かい立ち、横暴な者の群れがダビデのいのちを求めます。敵がダビデを憎みます。ダビデの命も狙われました。この時、彼は神様の前に進み、「私は苦しみ、貧しいのです」と叫び始めます。彼は神様が自分を助けて下さらなければ敗北するしかない、苦しみの人であり貧しい者である事を深く悟っています。彼はただ神様だけに頼りました。彼の魂は神様を仰ぎ見ました。
彼が仰ぎ見る神様はどんな方ですか。神様は慈しみ深く、赦しに富み、呼び求める者すべてに恵み豊かであられます。苦難の日に呼び求める者には答えて下さいます。神々のうちで神様に並ぶ者はなく、御業に比べられる者はありません。そして主が造られたすべての国々は、主の御前に来て伏し拝み、主の御名を崇めます。主は大いなる方、奇しい御業を行われる方です。主だけが神様です。異国の神々は虚しい偶像に過ぎません。主はあわれみ深く、情け深い神様で、怒るのに遅く、恵みとまことに富んでおられる神様です。この神様に進み出て祈り、叫び求める者はまことに幸いな者です。
ダビデは苦難の日に、どこに行けばよいのか分かりませんでした。彼は主の道を自分に教えて下さるように懇願します。ダビデの叫び求める祈りが賛美に変わります。ダビデは真心で神様を賛美し、とこしえに主の御名に栄光を帰しました。これは、主の恵みは彼の上に大きく、主が彼の魂をよみの深みから救い出して下さったからです。ダビデは、再びもう一度自分に御力を与え、慈しみのしるしを行って下さるように懇願します。彼を憎む者どもはこのしるしを見て恥を受けます。どんな苦難にあっても恵みとまことに豊かな神様を信じ、呼び求める時、神様は必ず私たちを助けて下さいます。
適用:苦難の中にいますか
一言:呼び求めなさい
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