聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2022]

2022年 01月 30日 (日)

詩篇91:1-16(4)
その翼の下に身を避ける

狩人の罠、破滅をもたらす疫病、どこから飛んでくるかわからない矢、深刻なパンデミック等々、私たちの人生には数多くの危険と苦難が潜んでいます。自分では制することのできない災難があります。人々は、このようなことから自らを安全に守るために、苦労して計画を立てます。安全装置を二重三重四重にしようとします。それでも尚、夜襲の恐怖に怯えびくびくします。充分な安全装置を備えながらも、不安がります。

しかし、いと高き方の隠れ場に住み、全能者の陰に宿る者、主が私の避け所、私の砦、私が信頼する私の神だと告白する者は違います。その人は、この世にあるものが砦にならないことをよく知っています。ただ主だけが自分の砦であり、逃げ所であることを信じ、主に頼ります。主を愛し,御名を恐れ、主に頼ります。すると、主が罠と暗闇に忍び寄る疫病から彼を救い出します。ご自分の羽で覆い、その翼の下に身を避けます(4)。彼の傍で千人、万人が倒れても恐怖に怯える必要がないこと、主が許さなければ決して彼にわざわいが降りかかることはないからです。御使いたちに命じてすべての道で守られ、その両手に彼をのせて下さるからです。主の助けで、私たちは獅子とコブラを踏みつけ、若獅子と蛇を踏みにじります。高く上げられ、誉れが与えられます。私たちを守り、ともにして下さる主を仰ぎ見て固く頼りましょう。



適用:全能者の陰に宿っていますか

一言:誰も近づけません


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