聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2022]

2022年 06月 17日 (金)

詩篇104:1-35(33)
私のいのちの限り、主を歌い

 詩人は再び自分のたましいに「主をほめたたえよ」と言っています。その理由は何でしょうか。主はまことに大いなる方だからです。主は天を幕のように張られ、密雲をご自分の車とし、風をご自分の使いとし、燃える火をご自分の召使いとされます。地をその基の上に据えられ、地はとこしえに揺るぎません。主は地と海の境を定められました。泉の水を谷に送り、野のすべての獣に飲まされました。人の心を喜ばせるぶどう酒と人の心を支えるパンを与えてくださり、人の顔を油よりもつややかにしてくださいます。主が植えられたレバノンの杉の木に鳥が巣をかけます。 高い山は野やぎのため、岩は岩だぬきの隠れ場のために用意してくださいました。主は月を造られ、時間と季節がどのように流れているか教えてくださいました。夜は猛獣たちが餌食を求め、昼は人が働きにつくようにされたことによって互いに衝突しないようにされました。天地万物に主の考えと知恵が刻まれています。主がなさったことは多すぎて、それをすべて数えることができません。それで詩人は「私はいのちの限り、主に歌い、生きるかぎり、私の神をほめ歌います」と告白しています(33)。神様は決して不信と恨みの対象ではありません。感謝と賛美を捧げるべきお方です。私たちもいのちの限り、主に歌い、生きる限り、神様をほめ歌いましょう。



適用:いつ主をほめたたえますか

一言:生きるかぎり


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