聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2022]

2022年 06月 30日 (木)

詩篇114:1-8(3)
海が見て逃げ去り

詩篇の作者は、神様がなされる驚くべき御業の前で海と山がびっくりすることを歌っています。イスラエルが出エジプトする時、ユダは神様の聖所となりイスラエルは神様の領地となりました。イスラエルは神様がその御名を置かれた聖所であり、神様が治められる領地です。神様が選ばれた聖なる国民であり、祭司の王国です。イスラエルが通り過ぎるときその前には紅海がありヨルダン川がありました。巨大な障害物でした。到底渡れない障害物でした。ところがその海は見て逃げ去りヨルダン川は引き返しました。山々は雄羊のように、丘は子羊のように跳び回りました。

海が逃げ去りヨルダン川が引き返した理由は何ですか。山が雄羊のように、丘が子羊のように跳び回ることとは、どうしたことでしょうか。海が逃げ去り、地がおののくことは、彼らが主なるヤコブの神様がイスラエルのまっただ中におられるからです。ヤコブの神様は岩を水の潤う沢に変えられ、硬い岩を水の溢れる泉に変えられました。今日の神様の聖所はイエス・キリストを信じるクリスチャンであり、クリスチャンの共同体である教会です。クリスチャンの集まりに神様がともにおられます。彼らの前を塞ぐ障害物が海のようで、ヨルダン川のようであっても恐れることではありません。海とヨルダン川が私たちの真っただ中におられる神様を見ておののいて逃げ去ります。



適用:海とヨルダン川が前を塞いでいますか

一言:逃げ去ります


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