聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2003]

2003年 05月 14日 (水)

伝道者ノ書1:1-18
すべては空

Ⅰ.すべては空(1-11)
「空の空。すべては空。」すべては空で、無意味なものです。人のすべての労苦は何の益にもなりません。すべては変わります(4-6)。まるで川が海に流れるが、海を満たすことができないように、世のものは人を満足させることができません。目は見えても飽きることを知らず、耳は聞えても満ち足りることを知りません。
人は、新しいもので意味を得て、満足しようとしますが、新しいものはありません。現在の新しいものは、私たちの古い時代にすでにあったものです。ただ、人が以前の世代を失ってしまっただけなのです。将来のことも、その後の世代が忘れることでしょう。それで新しいものを探すことも無意味なものです。
Ⅱ.知恵が虚しい(12-18)
ソロモン王は、心と知恵を尽くして天の下の全てのものを尋ね、探り出そうとしましたが、それは本当に大きな重荷でした。世の知恵は、曲がっているものをまっすぐにすることができません。王は知恵を知り、狂気と愚かさを知ろうとしましたが、それらはみな風を追うようなものでした。また、知恵が多いと悩みが多く、知識を増す者は悲しみを増します。

祈り:主よ!世で成功し、知恵を得ようとしましたが、虚しいことであることが分かりました。知恵であるイエス様を知ろうとします。

一言:本当に意味のあるものは何なのか。


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