聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2003]

2003年 05月 22日 (木)

伝道者ノ書7:1-29
人生の知恵

Ⅰ.快楽より死を考えよ(1-4)
 愚かな人は祝宴の家に行くことを楽しみますが、知恵のある人は喪中の家に行きます(4)。喪中の家に行けば、普段考えることのできなかった死について考えることができるからです。死について考える人は人生の終わりが何であり、どのように生きるべきか真剣に考えるようになります。
Ⅱ.叱責を聞け(5-12)
 愚かな人は称賛の歌を聞くことを喜び、知恵がある人は叱責を聞くことを好みます(5)。叱責は心を痛めますが、自分を発見し過ちを直すことができるので、むしろ成長の機会になります。
Ⅲ.逆境の日には考えよ(13-24)
 人生には順境の時もあり、逆境の時もあります。順境の時には喜び、逆境の時には反省しなければなりません(14)。反省しなければ不平と不満が生じ、神様の愛を疑って、つまづきやすくなります。しかし反省すれば、神様を発見し、神様の御旨を知るようになり、感謝する心を持つようになります。また、すべての真理を知るようになり、内的にもっと豊かになります。神様は御旨に従って順境と逆境を並行されます。
Ⅳ.心が網のような女を注意せよ(25-29)
 男をさそうことにだけ関心がある女は、心に網があり死より恐ろしいです(26)。神様を喜ばせる人は彼女を避けますが、愚かな罪人はわなにかかります。

祈り:主よ!私が逆境の時に神様の心を考え、霊的により成熟したしもべになることができるように祈ります。

一言:逆境の日には主のことを考えよ


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