聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2003]

2003年 05月 24日 (土)

伝道者ノ書9:1-18
自分の力でしなさい

Ⅰ.むなしい一生の間にすべきこと(1-10)
 すべての人の結末は同じですが、それは生きている間に狂気で満ち、悪を行なって、後には死んだ者の中に戻って行くことです。人は死ぬと何でもありません。死んだ人は愛することも憎むこともできません。私たちが将来入る黄泉は仕事もなく、計画もなく、知識もなく、知恵もありません。それで私たちが生きている間にすべきことは、まず神様が下さった妻とけんかをせずに楽しく過ごすことです(9)。次に、一生懸命に働くことです(10)。
 むなしい私たちの一生の間に、すべてのものは無意味ですが、神様の御業を行なうことは決してむなしいことではありません。神様の御業は人を生かすことです。
Ⅱ.知恵を守れ(11-18)
 11節を見れば、世のわざは人の思いどおりになりません。勇士だからといって勝利するのではなく、知恵ある者だからといって食物を得るのではありません。これは、時期と機会が合わなければならないからです(12)。この時期と機会を主管される方は神様です。それで力のある者もない者も、知恵がある者もない者も、誰でも機会が与えられます。誰でも神様を信じ、頼る者は成功することができます。この知恵は武器よりも勝ります。

祈り:主よ!むなしい世で、けっしてむなしいことのない主の御業を知る特権を下さり感謝します。熱心に主の御業に仕えます。

一言:熱心に仕えよ


<<(1)    前のページ(8)    9    次のページ(10)    (12)>>

聖書別日ごとの糧