聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2003]

2003年 05月 25日 (日)

伝道者ノ書10:1―20
愚かな者と知恵ある者

Ⅰ.愚かな者
 死んだはえが香油を臭くするように、少しの愚かさが知恵と栄誉を破壊します。愚かな者は道を歩きながらも、自分の愚かさを現わします。愚かな主権者は同じく愚かな者を高い地位に上げます(6)。そうして愚かさが全地に広がります。
 愚かな者は他人に害を及ぼしますが、結局は自分が害を受けるようになります。穴を掘る者はそこに落ち、石垣をくずすものは蛇にかまれ、石を切り出す者は石で傷つきます(8)。人は何をしてもそれに対する報いを受けるようになります。
Ⅱ.知恵ある者
 知恵ある者は、支配者の怒りの前で、謙遜に自分の位置を固く守るようになります(4)。それであやまちが軽くなります。それほど知恵ある者は自分のあやまちを知り、認めることだと言えます。
 知恵は成功するのに益です(10)。知恵を持つものは年長の日を数えるようです。知恵ある者の口は恵みがありますが、愚かな者の唇は自分を滅ぼします。そして知恵ある者はお金を必要に応じて使うことができます。知恵ある者は指導者をののしったり、つぶやいたりしません。

祈り:主よ!私が愚かな者であることを悟り、自分の愚かさを捨てます。神様が私にふさわしい知恵を教えてくださり、成功する人生を過ごすように助けてください。

一言:知恵は成功の道しるべ


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