聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2003]

2003年 05月 26日 (月)

伝道者ノ書11:1-10
計算より誠実

Ⅰ.神様の御業を知らない(1-6)
 人は、あれこれ考え計算していると、何もすることができません(4)。ところが、人が風の道と妊婦の体内の骨々のことを知らないように、いっさいを行なわれる神のみわざを知りません。
 私達がすることは、朝に種を蒔いて、夕方にも手を放さないことです。あれか、これか、両方がよくできるのか、知ることができません。自分でははっきりとこれがよくできるように思えても、実際にはそれがよくできることもよくあります。
Ⅱ.やみの日を考えよ(7-10)
 光は美しく、長く生きれば楽しいことのように思えます。しかし人生はいつも良いことだけあるのではありません。やみの日が多くあることも忘れてはいけません。そして楽しんでばかりいずに、その日を照らす光を準備しなければなりません。
 若者は、その若い日を喜び心のおもむくまま、目に見えるままに行なうことができます。しかしそのすべてのことで神様は裁かれます。神様の裁きを考えて、心配と悪を退けて、善に従って生き、善の実を結ばなければなりません。

祈り:主よ!すべてのことを行なわれる神様の御業を私たちは知りませんが、すべてのことが神様の御旨のままに、なることを信じます。

一言:すべてのことを行なわれる神様


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