聖書別日ごとの糧 >> 伝道者の書[2010]
2010年 06月 10日 (木)
伝道者ノ書5:1-20
近寄って聞くことは
近寄って聞くことは
Ⅰ.神の宮へ行くときは(1-7)
伝道者は、神の宮へ行く時、すなわち神様に礼拝し、祈る時の姿勢について、話しています。
第一に、自分の足に気をつけよ(1a)。神様に進み出て行くときには、恐れ敬う心を持たなければなりません。
第二に、近寄って聞く(1b)。形式的な供え物より、神様に近寄って、集中的に聞かなければなりません。自分の感情のまま、恐れ敬う心なしに、軽々しく神様に話をしたり、心あせってことばを出してはいけません。そしてことばを少なくして、聞くことに力を入れなければなりません。このように御言葉を聞き、従うことが神様を喜ばせる本当の礼拝です。
第三に、誓願を果たせ(4)。祈りを聞かれた後、誓願したことを忘れてしまったり、「過失で誓願をしてしまった」と言って、約束を果たさない場合がよくあります(6)。これは神様をさげしむことであり、神様の怒りを買うことになります。誓願したことは、感謝と誠実さで、遅らせることなく、必ず果たさなければなりません(4,5)。
Ⅱ.すべての労苦のうちに、しあわせを見つける(8-20)
富はいくら多く集めても満足を与えることはできません(10)。富によって人が害を受けることもあるし、死ぬ時に何も持って行くことはできません(13-16)。それでこのようなむなしい富に望みを置いてはならず、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることが大切なことです。
祈り:主よ!私が主に立てた請願を果たし、主の御言葉を聞くことに力を入れます。
一言:御言葉を聞くことに力を入れよ
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