聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2010]

2010年 06月 12日 (土)

伝道者ノ書7:1-29
良い名声

Ⅰ.良い名声は良い香油にまさる(1)
 この御言葉は、名誉が豊かさにまさる、という意味です。神様の子どもという良い名声を得れば、もっとも価値のある宝を得るのです。
Ⅱ.祝宴の家に行くより、喪中の家に行くほうがよい(2-5)
 喪中の家には、自分の前にある死を考え、真摯な姿勢を持つようになりますが、祝宴の家では、しばしの楽しみを受けることで終わってしまいます。悲しみと憂いを受けても、その中で心を新たにすることが、笑って楽しむことにまさります。それで知恵ある者の心は喪中の家に向き、愚かな者の心は楽しみの家に向かいます。また、知恵ある者の叱責を聞くのは、愚かな者の歌を聞くのにまさります。
Ⅲ.逆境の日には反省せよ(14)
 順境の日には小さなことでも感謝して喜び、逆境の日には絶望して、恨み、不満をもらすことより、深く反省しなければなりません。試練の時に反省するなら、自分と人生に対して、神様に対して、深い真理を発見し、苦難に打ち勝つ知恵と力を得るようになります。
Ⅳ.正しすぎてはならず、知恵がありすぎてはならない(16)
 ただ、神様の恵みによって、神様の義と知恵を受け入れ、いつも謙遜な姿勢を持たなければなりません。
Ⅴ.心がわなのような女は死よりも苦々しい(26)
 人を神様から遠ざける力を持っている女は死よりも恐ろしい存在であることを知り、遠ざけなければなりません。

祈り:主よ!私にも死の日があることを知り、真摯な姿勢を持って、神様の知恵の御言葉によって、叱責を受けることを楽しみます。

一言:愚か者の歌より、知恵ある者の叱責を聞こう


<<(1)    前のページ(6)    7    次のページ(8)    (12)>>

聖書別日ごとの糧