聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2010]

2010年 06月 13日 (日)

伝道者ノ書8:1-17
神を恐れる者も、しあわせである。

Ⅰ.何が起こるかを知っている者はいない(1-8)
 人の知恵は、その人の顔を輝かし、その顔の固さを和らげます(1)。私たちが神様の知恵であるイエス・キリストを得るようになれば、顔が美しく、輝き出すようになります。この世で、神様の栄光を現す者になります。
 すべての営みには時とさばきがあります(6)。知恵ある者はそのことをわきまえて行ないます(5)。人は、何が起こるかを知りません。また生きる日と死ぬ日を主張することができません(8)。それで将来のことは神様にゆだね、今充実した生活をしなければなりません。
Ⅱ.悪い行いに対する宣告がすぐ下されないので(9-17)
 悪者どもは死んで葬られ、正しい行いの者が忘れられたまま死ぬこともあります(10)。人々は、悪者に対する神様の宣告がすぐに下されないのを見て、神様のさばきはない、と思い、大胆に悪を行ないます(11)。しかし罪びとが、百度悪事を犯して、長生きしても、結局は神様を恐れる者が、しあわせです(12)。
 私たちは、神様が行なわれるみわざを見きわめることはできません(17)。今正しい者が捨てられるようであっても、後になって見ると、歴史が再評価されるのを見ることができます。それで私たちは今神様のさばきが現れていないからと言って、落胆したり不平をもらしてはならず、さばかれる神様の御前で義を行なう生活をしなければなりません。

祈り:主よ!私が、悪い行いに対する宣告がすぐ下されなくても、さらに神様を恐れ敬うことができるように、助けてください。

一言:神様を恐れ敬う者が、結局はしあわせである


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