聖書別日ごとの糧   >>   伝道者の書[2014]

2014年 04月 01日 (火)

伝道者の書12:1-14
若者の本分

1.創造者を覚えよ(1-7)
 「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」伝道者の言葉です。若い時は、可能性とチャンスの時であり、望みの時です。また、自由の時です。反面、精神的には混乱の時であり、多くの誘惑と試練に直面する時です。ところが人は、いつでも若者の時が続くのではなく、いつも祝福の日があるのではありません。わざわいの日が来て、「何の喜びもない」と言う年月が近づきます。太陽と月が暗くなり、雨の後にまた雨雲がおおう日が来ます。
 その日は、神様の日であり、人々は恐れおののき、歌を歌う人たちもうなだれる。道でおびえ、人は永遠の家へと歩いて行き、銀のひもは切れ、金の器は打ち砕かれ、全てのものは消え去ります。その日が来る前に、創造者を覚えなければなりません。
2.神様を恐れ、従いなさい(8-14)
 伝道者が万物を探求して見ると、全ては空です。彼は「空」と繰り返して話しています。その言葉だけ聞いていると、彼は虚無主義者であり、虚しさに陥っているかのように思えます。しかし、彼の目的はそれではなく、他の所にあります。「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(13)。神様を恐れることが最高の義務です。若者が最も励むべきことです。それで神様の栄光が現れ、若者は最も意味のある人生を生きるようになります。

祈り:主よ!世界の若者たちが虚無主義に陥らず、創造者である神様を覚え、恐れ敬うように、祈ります。

一言:若者の時に、創造者を覚えよ


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