聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2003]

2003年 05月 28日 (水)

雅歌1:1-2:7
我が愛するもの

Ⅰ.あなたの愛はぶどう酒より快い(1:1-7)
 私達の花婿なるイエス様の愛はぶどう酒より甘いです。ぶどう酒は世の楽しみ、世俗的な愛を言っています。世の楽しみと愛はぶどう酒のように甘くて人の心を酔わせます。しかしイエス様の愛は世のどんな楽しみとどんな愛より甘くてもっと尊く、美しくて聖なるものです。その愛の香りは注ぐ香油のようにかぐわしいものです。どんな点でそうなのですか。これは無条件の愛だからです。私達は世の罪で黒く染められていたものでした。ケダルの天幕のようにみすぼらしく横目にみるぶどう畑の見張りに過ぎませんでした(6)。イエス様は王の王ですが、このような私達を無条件、一方的に愛されました。神様は私達を愛され、ひとり子をお与えになったほど愛されました(ヨハ3:16)。ですから私達は花婿なるイエス様お一人で喜び楽しみます。心から主を愛するようになります。主との最も深い愛の交わりの中にいることを望むようになります(4)。
Ⅱ.私の上に翻るあの方の旗印は愛でした(2:1-7)
 この花婿なるイエス様は「林の中のりんごの木」のように万民の上に秀でます(2)。その陰に座るものは皆慰めと安らぎを得ます。喜びと平安を味わいます。それだけではなく私達を天国の宴会に導かれます。4節の旗は「優勝旗」です。イエス様の愛は全てのことを克服するようにし、最後の勝利を与えてくれます。

祈り:主よ!私のように内面が黒いものも横目で見ず愛されました!私を導いて下さい。あなた様について行きます。

一言:ぶどう酒より濃い愛


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