聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2003]

2003年 05月 29日 (木)

雅歌3:6-5:1
私の妹、花嫁よ

Ⅰ.私の妹、花嫁よ(4:1-5:1)
 花婿は花嫁の麗しさを歌います。1-5節を見ると花嫁の美しさがよく描写しています。目、髪の毛、歯どれ一つも欠けたところなく美しいです。花婿は花嫁の美しさを見て一目で心を奪われました。それで「私の妹、花嫁よ!」と呼びます。これは一番近くて愛する仲であることを言います。
 花婿は花嫁の美しい様子を思い浮かべて取り替えしてほめています(8-14)。花婿がこのように花嫁を美しく見ることが出来たのは、ただ一つ愛したからでした。花嫁の美しい姿を一つ一つ考えてみましょう。花婿なるイエス様は信じる聖徒達を主の御前でこのように愛の目で美しくご覧になります。これは私達から出たのではなく、欠陥もなく傷のないその血によってあがなわれて神様の子供になったからです。この主を迎え入れるために私達は聖さを持って飾るべきです。
Ⅱ.もつ薬の山、乳香の丘に行こう(4:6,16)
 花婿の誉れを聞いた花嫁の答えは何ですか。第一に、もつ薬の山、乳香の丘に行くと言います(6)。もつ薬は死んだ人の死体に塗る香料です。これはすなわち死ぬまでも忠実すると言う言葉です。第二に、北風が起き、南の風が吹くときその香りを漂わせると、言います(16a)。これは喜びの時も悲しい時もキリストの香りを放とうと言うことです。第三に、最上の実を捧げようと、言います(16a)。

祈り:主よ!卑しい私を美しい花嫁として受け入れてくださりありがとうございます。主の来られるのを慕い淨さを持って飾ります。

一言:欠点のない美しい花嫁


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