聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2003]

2003年 05月 31日 (土)

雅歌7:10-8:14
愛の力

Ⅰ.私は私を愛する方のもの(7:10-13)
 10節を声を出して読んでみて下さい。「私は、私を愛する方のもの。あの方は私を恋慕う。」ここで「私」は花嫁であり、「私の愛する方」は花婿なるイエス・キリストを指します。この告白は花嫁の愛が自己中心から花婿の中心に成熟したことを見せてくれます。花嫁は花婿に属して一体となりました。そして花嫁は花婿の愛を確信して花婿を愛の交わりの中に招き入れます(12)。そして花婿に捧げるためにいろいろ貴いものを蓄えて置きました(13)。イエス様は私達をきわめて愛されます。私達に「私は主に属しており、主は私を愛しておられる」という感激と信仰があるべきです。
Ⅱ.愛は死のように強く(8:1-14)
 死は全ての人を征服しました。いくら強い人も死に勝てません。死は全てを奪って行き消滅させます。死より強いものはないようです。しかし愛は死のように強いです(6)。愛から始まった嫉妬は火のように燃えてその勢いが神様の火のようです。愛は大水も消すことが出来ず、洪水でも押し流すことが出来ません。愛は全ての財産ともかえられません。イエス・キリストは私達に対するこのような愛を持っておられます。死もいとわないで私達を愛されました。ですからいかなるものであっても私達をその愛から引き離すことはできません(ロマ8:35-39)。

祈り:主よ!私達に主の愛を教えてくださり平安です。主の愛があれほど強いのに何が私達を引き離すことが出来るでしょうか。

一言:愛は死のように強く


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