聖書別日ごとの糧 >> 雅歌[2007]
2007年 02月 10日 (土)
雅歌4:1-5:1
私の妹、花嫁よ
私の妹、花嫁よ
Ⅰ.私の妹、花嫁よ(4:1-5:1)
1-5節を見ると、花婿は花嫁の美しい歌です。花婿は目、鼻、歯、どれをとっても、傷一つない美しいものです。花婿は花嫁の美しさを見て、一目で心が奪われました。それで「私の妹、花嫁よ。」と呼びます。これよりも、愛情を持って親密に呼ぶ言葉はありません。花婿がこのように花嫁を美しく見て、また親密に呼ぶのは彼女を愛しているからです。私たちの花婿であるイエス様は、ご自分を信じる聖徒たちを愛され、このように美しくご覧になりました。これは私たちがもともと愛らしく美しい存在であるからではなく、傷がなく、しみ一つないキリストの血によって救われ、神様の子どもになったからです。この主をお迎えするために、きよく飾らなければなりません。
Ⅱ.没薬の山、乳香の丘に行こう(4:6,16)
花婿の称賛を聞いた花嫁の答えは何でしょうか。第一に、没薬の山、乳香の丘に行こう、です(6)。没薬は死者の死体に塗る香料です。これはすなわち死に至るまで忠実でいることを意味します。また乳香は祈り(黙5:8)で、天に向かって絶えず祈りをささげるという意味です。第二に、北風が吹き、南風が吹くと、かおりを放つ、と言いました(16a)。これは嬉しい時も悲しい時も、キリストのかおりを放つという意味です。第三に、最上の実をささげると言いました(16b)。
祈り:主よ!みじめな私を美しい花嫁として受け入れてくださり感激です。主が来られるのを慕い求めながら、きよく着飾ります。
一言:傷がなく美しい花嫁
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