聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2007]

2007年 02月 12日 (月)

雅歌7:10-8:14
愛の力

Ⅰ.私は、私の愛する方のもの(7:10-13)
 10節を、声を出して読んでみましょう。「私は、私の愛する方のもの。あの方は私を恋い慕う。」。ここで、「私」は花嫁であり、「私の愛する方」は花婿であるイエス・キリストを指します。この告白は、花嫁の愛が自己中心的なものから花婿中心のものに成熟したことを見せてくれます。花嫁は花婿のものになり、一体になりました。そして花嫁は花婿の愛を確信し、花婿を愛の交わりの中に招きました(12)。そして花婿に与えるために、最上の物を準備して置きました(13)。イエス様は私たちを非常に愛しておられます。私たちには「私は主のもの、主は私を愛する。」という感激と信仰がなければなりません。
Ⅱ.愛は死のように強く(8:1-14)
 死は全ての人を征服しました。いくら強い人であっても、死に勝つことはできません。死は全てのものを奪い、消滅させます。死よりも、強いものはありません。しかし愛は死のように強いです(16)。愛から始まったねたみは火のように起こります。その勢いは主の炎のようです。大水はその愛を消すことができず、洪水も押し流すことができません。世の全ての財産とも変えることができません。私たちに対するイエス様の愛が、まさにこのような愛です。死までも焼き尽くし、私たちを愛された愛です。世のどんなものも、私たちをその愛から引き離すことができません(ロマ8:35-39)。

祈り:主よ!私に主の愛を教えてくださり感謝します。何が主の愛から私たちを引き離すことができましょうか。

一言:愛は死のように強い


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