聖書別日ごとの糧   >>   雅歌[2014]

2014年 04月 04日 (金)

雅歌5:2-7:9
私の鳩

 新郎は喜びで満ちて、友だちと晩餐を開いて、夜遅くに家に帰って来ました。頭は露にぬれ、髪の毛も夜のしずくでぬれたまま、戸をたたきました。「戸をあけておくれ。私の鳩よ。汚れのないものよ。」ところが、新婦がためらっている間に、新郎は行ってしまいました。新婦が新郎を捜しても見つからず、呼んでも返事はありませんでした。今、新婦は愛する人によって、恋の病に陥りました。友だちは新婦に、「新郎は一体どこに行ってしまったのか」と尋ねました。新婦は新郎の格好良く、すぐれた姿を話しています。輝いて赤い顔、純金のような頭、烏のように黒い髪の毛、そして、目、頬、くちびる、手、からだ、足、口など、詳しく描写しています(5:10-16)。本当に、その全てのものが愛されるべき人でした。このように愛するべき新郎を失ってしまった新婦の心に衝撃が走りました。イエス様は今も私たちを呼ばわれます。「私の愛する人よ、戸を開けてくれ。」私たちは、ためらうことなく、戸を開けて、主を迎え入れなければなりません。
 新郎は、再び新婦に会って、変わらない新婦の美しさを一つ一つ上げて、歌っています(6:4-10,7:6-9)。王宮には、数多くの王の女たちがいますが、自分の愛は唯一人、このシュラムの女性であると言いました。「ああ、慰めに満ちた愛よ。あなたはなんと美しく、快いことよ。」(7:6)。また、新婦を貴賓の席に座らせます。新婦が新郎を失いましたが、再び見つけるのは、聖徒の悔い改めにたとえることができます。また見つけた新婦を、新郎が喜んだように、一人が悔い改める時、主はこのように喜ばれます。

祈り:主は私を愛してくださいます。私も主だけを愛するように、祈ります。

一言:一人だけを


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