聖書別日ごとの糧   >>   イザヤ書[2018]

2018年 02月 02日 (金)

イザヤ書36:1-22(21)
ひと言も答えなかった

 国家的な危機の瞬間にヒゼキヤ王は何をしたでしょうか。ヒゼキヤ王は民たちが主を信頼するように助けました。主が必ず救い出してくださる、という信仰を植えつけました。ラブ・シャケの嘲笑と脅迫に対してはひと言も答えてはならない、と命じました。ラブ・シャケはユダの民の士気を低下させ、神様に対する信仰をゆれ動かそうとしました。そんな彼と言葉を交わすことは、彼の戦略にはまることです。ラブ・シャケが何と言おうと、主なる神様は唯一の神様であり、イスラエルを救う方です。これは、変わることのない真理です。その真理を信じ、ラブ・シャケが何と言ってこようが、黙っていればよいのです。サタンは、神様に対する信仰をゆり動かそうと、私たちに多くの言葉をかけてきます。神様であっても、救うことはできないとあざ笑います。信じても、結局は滅びてしまうと不安な思いにさせます。私たちは、このような不信と疑いと嘲笑と脅しのことばに、ひと言も答える必要がありません。神様に絶対的に信頼し、静かにしていればよいのです。時になると、神様がみずからご自身を現されます。信仰の人々は、危機の時さらに信仰を強くし静かにいます。

適用:不信の言葉にどう対応しますか

一言:信仰によって、静かに


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