聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2004]

2004年 12月 26日 (日)

エレミヤ書2:1-19
わたしはなお、あなたがたと争う。

Ⅰ.湧き水の泉を捨てました(1-13)
 イスラエルの民は最初の愛を捨てました。神様は彼らを奴隷状態から出エジプトさせ、険しい荒野でも繊細に導かれました。そして肥沃なカナンの地で美しいものを食べさせてくださいました。しかし彼らは祝福を受け、楽に生きるようになると、この全ての恵みを忘れ、自分勝手に振る舞うようになりました。神様を捨て、虚しい偶像に仕えました。
 神様は湧き水の泉です。人々の全ての渇きを満たしてくださり、たましいをよみがえらせてくださいます。この神様を捨てた結果は、のどの渇きと苦難と患難だけです。
Ⅱ.自分で水溜りを掘りました(14-19)
 イスラエルの民たちは神様がくださる湧き水を拒み、エジプトの水とアッシリヤの泉を得ようとしました。彼らは強大国に頼り、自分で水溜りを掘りました。しかしこれは水を蓄えることのできない穴の開いた水溜りでした。彼らの努力は虚しく、強大国の捕虜になるだけでした。神様を捨て、また神様を恐れ敬わないことはそれ自体が悪であり、苦痛です。
 神様に助けを求めず、強大国に頼り、人や物に頼る者は、その頼るものによって恥ずかしめを受けるようになるのです。

祈り:主よ!私が湧き水の泉である主を捨て、世の汚水を飲もうと無駄な努力をしました。渇いた私のたましいを湧き水で満たしてください。

一言:湧き水の泉である神様


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