聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2004]

2004年 12月 28日 (火)

エレミヤ書4:1-22
滅亡に対する警告

Ⅰ.心の包皮を取り除け(1-4)
 いばらの中に種を蒔いても無駄なように、心の罪を悔い改めずに、「主よ!主よ!」と叫んでも、主は聞いてくださいません。神様は心の割礼を行なうことを願われます。心の割礼とは、主が忌むべき全ての隠された罪を悔い改め、神様が喜ばれることを行なうことです(1,2)。そうしないと、主の御怒りが火のように臨むようになります(4)。
Ⅱ.国中に角笛を吹け(5-22)
 しかしユダの民たちは最後まで悔い改めませんでした。彼らは祝福のメッセージには耳を傾けますが、さばきのメッセージには見向きもしませんでした。いくら迫り来るさばきの角笛を吹き鳴らしても、彼らは変わらず罪を犯しました。彼らは知覚がない愚かな子どものように、悟りがありませんでした。神様はいつまでも耐え忍ばれる方ではありません。結局は北方からバビロン帝国が飢えた獅子のように降りて来て、忽然とエルサレムを飲み込むようになるのです。敗北に敗北が続き、全地が略奪され、荒れ果てるのです。悔い改めない民や個人の最後は滅亡だけです。
 さばきの角笛の音は今も鳴り続けています。あなたはこの音を聞いて、悔い改めのメッセージを証ししていますか。

祈り:主よ!私が滅亡の道を駆け抜けている者に、さばきの福音を証しすることで、眠っている彼らのたましいを揺り起こすことができるように助けてください。

一言:あなたの心の悪を洗ってしまいなさい


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