聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 06日 (木)

エレミヤ書13:1-19
あなたがたの神、主に、栄光を帰せよ。

Ⅰ.帯を岩の割れ目に隠せ(1-11)
 神様はまず帯を買って腰に締めよと言われました。その後、帯をユーフラテス川に行って、その岩の割れ目に隠せと言われます。多くの日を経た後、隠しておいた帯を掘り出すと、帯は腐って何の役にも立たなくなっていました。神様はユダの傲慢をこのように腐らせるというのです。
 帯が人の腰に属するように、ユダは神様に属する選民です。彼らは当然神様に仕え、その御名と栄光を現さなければなりません。しかし彼らは神様の御言葉を聞くことを拒み、そのかたくなな心のままに歩み、偶像に仕えました。一言で彼らは傲慢でした。神様は傲慢な彼らを役に立たないものにされるのです。
Ⅱ.すべてのつぼには酒が満たされる(12-14)
 からのつぼに酒を入れると、当然満たされるように、全てのつぼには酒が満たされると言われます。これはユダの民が神様の御怒りの杯を沢山飲んで、酔うようになることを意味します。彼らは衝突して滅びるようになるのです。結局王と王母の冠が落ち、民は捕虜として捕らえ移されるのです(19)。
 ユダが滅亡するようになった原因は傲慢です。彼らは神様を知っていますが、神様に栄光を帰しませんでした。神様は傲慢を最も嫌われ、恐ろしいさばきをくだされるのです。

祈り:主よ!主は傲慢な者に敵対されますが、主を信じ謙遜に聞き従う者には恵みを施してくださることを感謝します。私を従順のしもべとして立ててください。

一言:傲慢は破滅に先立つ


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