聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 09日 (日)

エレミヤ書17:5-14
祝福を受ける者とのろわれる者

Ⅰ.のろわれる者(5,6,13)
 世の中には人間に信頼し、肉を自分の腕とし、偉そうな顔をする人が多くいます。彼らは神様に頼らず、財産と自分に頼ります。彼らはいつも自分が正しく、全てのことがうまく行くかのように思います。しかし心が神様から離れた人はのろいを受けるようになります。このような者の実際の生活は荒地のむろの木のように乾き、偽りとなり、腐敗します。また結局は虚しく土に帰るようになるのです。
 これはいのちの水の泉、神様を捨てたからです。
Ⅱ.祝福を受ける者(7,8,14)
 世の中には神様に信頼し、信仰によって生きる者を愚かな者と考えます。しかし本当に祝福される者はいつも全能なる神様に信頼して信仰によって生きる者です。このような者はまるで水のほとりに植わった木のようです。その人生は神様の御言葉に深く根を下ろし、養分を吸収することでいつでも生命力に満ち溢れています。どんな人生の嵐が来ても、ゆれ動かされません。時になると美しい実を結びます。本当に神様に信頼する者の人生はどれだけ祝福された人生なのでしょうか。
 人の心は誰も知りません。しかし神様をだますことはできません。神様は心の中をご覧になり、思いを調べ、それぞれその生き方に従って報われる方です(9,10)。

祈り:主よ!私が口先だけで、主よ!主よ!と言わず、心から主に信頼し、信仰によって生きるように助けてください。

一言:主に信頼する者は祝福がある


<<(1)    前のページ(6)    7    次のページ(8)    (23)>>

聖書別日ごとの糧