聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 11日 (火)

エレミヤ書20:1-13
苦難の中で勝利を見たエレミヤ

Ⅰ.私の心のうちで、・・・燃えさかる火のようになり(1-9)
 エレミヤはパシュフルによって足かせにつながれたため、パシュフルを恐れ、パシュフルにはひどい暴言を話さなければならないと争うこともできました。しかしエレミヤは少しも萎縮せずに、ユダの運命とパシュフルの悲劇について、話しました。
 彼がそのように勇気ある言葉を話せた理由は何でしょうか。第一に、神様が命じられたからです。第二に、御言葉を伝えなければいられなかったからです。人々は彼に御言葉を伝えることができないように威嚇しましたが、彼は心に火がついて御言葉を伝えなければなりませんでした(9)。人々は彼を止めることができませんでした。
Ⅱ.主は横暴な勇士のようだ(10-13)
 エレミヤが威嚇に屈せずにいると、人々はエレミヤが誘惑を受けて堕落することを願い待ちました。エレミヤが堕落さえすれば、復讐することができるのです。しかし神様は横暴な勇士のようであり、エレミヤを守り、敵たちに大いに恥をかかせるのです。神様は敵に復讐されるのです。それでエレミヤは苦難の中でも神様を賛美します。「主に向かって歌い、主をほめたたえよ。主が貧しい者のいのちを、悪を行なう者どもの手から救い出されたからだ。」

祈り:主よ!私にも火がついた心をくださり、御言葉を伝えさせてください。神様が御言葉のしもべを救ってくださる神様を賛美します。

一言:主は横暴な勇士のようだ


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