聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 13日 (木)

エレミヤ書23:9-24
偽りの預言者たちに対する警告

Ⅰ.彼らの行ないは悪い(10-15)
 サマリヤの預言者たちはバアルを信仰し預言し、民たちをあやまって導きました。またエルサレムの預言者たちは姦淫を行ない、凶悪者で悪を行ないました。彼らは羊の衣を着て出て来ますが、内側は食い荒らす狼のようでした。偽りの預言者たちはその実で分けられるのです。彼らは言葉はうまいですが、実際の生活は偽りと偽善で満ちています。このような偽りの預言者から悪が全土に広がるのです(15b)。
Ⅱ.彼らはむなしいことを教えました(16-22)
 預言者たちは当然神様から御言葉を受け、かれを民たちに教えなければなりません。しかし彼らは神様の御言葉に少しも耳を傾きませんでした(18)。彼らは自分勝手に話しながら、神様によるものだと言いました。彼らは神様を蔑視し、かたくなな心のままに歩むすべての者に向かって、「あなたがたにはわざわいが来ない。」と言いました。彼らによって民たちは悪い道から立ち返ることができなくなりました。
 今日も悔い改めと十字架の道理を教えることより、羊たちから関心を買うために、祝福のメッセージを伝える人々が多くいます。神様はこのような人々を必ずさばかれるのです(15,19,20)。

祈り:主は天地に満ちる方なので、誰も自分を密かな所に隠すことができません。私が恐れ敬うことで御言葉のしもべの職分を担うように助けてください。

一言:実によって彼らを見分けることができます(マタ7:16)


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