聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 14日 (金)

エレミヤ書24:1-10
良いいちじく、悪いいちじく

Ⅰ.良いいちじく(4-7)
 一つのかごには食べることができる良いいちじくがありました。これは捕虜としてバビロンに捕らえ移された人々でした。彼らは神様の御旨に従って、故国を捨てる痛みを担いました。まるで故国の安定した生活を捨てて宣教命令に従って、遠く外国に宣教師として出て行くかのようです。神様はこのような彼らを振り返り、すべてのことを成功させてくださいます。また彼らの心に神様を知る知識を植え、彼らによって神様の民となって、神様は彼らの神様になってくださるのです。
Ⅱ.悪いいちじく(8-10)
 食べることができな悪いいちじくはエルサレムに残っている者とエジプトの地に逃れた者たちです。彼らは神様の御旨に聞き従わず、自分勝手に行なう者です。彼らが行なうことはうまく行くようですが、結局はみじめになります。神様は彼らを世のすべての国の中に散らせ、苦難を受けさせ、すべての所で、物笑いの種にされるのです。また剣と、ききんと、疫病によって滅ぼされます。神様の御旨に逆らう者の最後は悲惨です。

祈り:主よ!主は不従順を最も嫌われ、従順を喜ばれます。私がどんな犠牲と痛みがあっても、主の御旨に絶対的に聞き従います。

一言:いけにえより従順を(Ⅰサム15:22)


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