聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 16日 (日)

エレミヤ書29:1-14
あなたがたのために立てている計画は平安である

Ⅰ.そこでふえよ(1-9)
 バビロンに捕虜として連れて行かれた者たちは心を安定することができません。彼らは故国に対するホームシックと会いたい友のために悲しい涙を流し、失意と挫折に陥るしかありません。ところが神様はそこで家を建て、畑を作り、その実を食べよ、と仰せられます。またそこで結婚をし子どもを生んで、ふえよと仰せられます。それだけではなく、あなたがたを引いて行ったその町の繁栄を求め、そのために主に祈るように言われます。神様は、彼らが積極的に環境を克服し祭司の王国としての使命を担い、多くの実を結ぶことを願われるのです。彼らはバビロンに派遣された平信徒の宣教師でした。
Ⅱ.心を尽くしてわたしを捜し求めなさい(10-14)
 バビロンで七十年が満ちるころ、神様は再び彼らを故国に帰らせると言われます。彼らに向けられた神様の計画は平安であり、将来と希望を与えるためのものです。それでどんなに絶望的な状況の中でも、落胆する必要がありません。ただ神様に切に祈り、心を尽くして神様を捜し求めればいいのです。神様は求める者の祈りを聞いてくださり、心を尽くして捜し求める人に会ってくださいます。
 神様は歴史の主管者であり、人生の生死、幸不幸を主管される方です。災いを福に変えることができる方です。

祈り:主よ!主が私に大きな望みを置かれ、働いてくださり感謝します。私がどんな環境であっても、心を尽くして主を捜し求めるように助けてください。

一言:捜し求めるなら、わたしを見つけるだろう。


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