聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 18日 (火)

エレミヤ書31:31-34
新しい契約を結ばれた神様

Ⅰ.古い契約
 古い契約は神様がイスラエルをエジプトから導き出した日に結んだものです。神様は民が守るべき戒めを話された後、獣の血で契約を結ばれました(出24:6-8)。この契約をよく守るならば、彼らはすべての国々の中にあって神様の宝となり、祭司の王国、聖なる国民になるという大きな祝福と特権を持つことができました(出19:5,6)。しかし彼らは一方的にこれを破ったことによって、契約関係は破壊されました。古い契約は人間の内面の罪の問題を根本的に解決してはくれませんでした。これは人間が弱く、これを守る力がないからです。
Ⅱ.新しい契約
 神様は人間の弱さをよく理解され、新しい契約を結ばれました。これは神様の御言葉を心に書き記し、心から神様に仕えさせるものでした(33)。また一方的に人間のすべての罪を赦してくださることで、罪の問題を解決してくださるというのです。神様は愛するひとり子をこの地にお遣わしになり、人々の罪のために十字架で血を流されました。今、誰でもこれを信じる者は罪の赦しを受け、新しい人生を生きるようになるのです。古い契約は獣の血によって結ばれましたが、新しい契約はイエス様の血によって結ばれました(ルカ22:20)。

祈り:イエス様が血を流されることで私の内面の罪の問題を解決してくださり感謝します。この恵みを忘れずに、心から熱心に主に仕えるように助けてください。

一言:罪の赦しの恵み


<<(1)    前のページ(15)    16    次のページ(17)    (23)>>

聖書別日ごとの糧