聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 19日 (水)

エレミヤ書33:1-18
理解を超えた大いなる事を告げる神様

Ⅰ.すべての咎を赦す(4-9)
 神様がエルサレムを顧みずに、さばかえることは彼らが犯したすべての罪によるものです。彼らは神様の御言葉を聞くことを拒み(32:33)、数多くの偶像を崇拝しました(32:29-32)。神様はこのような彼らをバビロンの手に渡され、捕虜とされました。しかし今、神様は大きな憐れみによって、彼らを治療し、すべての咎を赦してくださいます(8)。彼らを満ち溢れるように祝福し、すべての平安で満たしてくださいます。それで世界の国々の間で、神様にとって喜びの名と栄誉と栄えになるのです。
Ⅱ.正義の若枝を根生えさせます(10-18)
 神様は荒れすたれたエルサレムの町を回復させ、牧者たちの住まい、羊の群れを伏させる所ができると言われました(11,12)。それだけではありません。ダビデのために正義の若枝を芽生えさせ、公儀と正義を行なうと言われました。正義の若枝は将来来られるメシヤを指します(イザ11:1)。彼には主の霊、すなわち知恵と悟りの霊、はかりごとと能力の霊、主を知る知識と主を恐れる霊がとどまり、正義と公正で世を治められます(イザ11:2-5)。メシヤが治める時だけが、この地に公儀と正義が行なわれるのです。

祈り:主よ!世が罪で満ち溢れ、不義がはびこっています。主が私たちのすべての咎を赦してくださり、治めてください。

一言:公儀と正義の王イエス・キリスト


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