聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 20日 (木)

エレミヤ書35:1-19
真実なレカブ人

Ⅰ.命令に聞き従ったレカブ人(1-11)
 レカブ人はケニ人の子孫であり遊牧民族でした(Ⅰ歴2:55)。彼らの慣習はヨナダブから始まりました。ヨナダブはまことの神様を礼拝し、バアル崇拝に対する抗議で、家族と子孫に家も建ててはならず、ぶどう園も栽培してはならず、永遠にぶどう酒を飲まないように命じました。
 エレミヤはレカブ人を主の宮の一室に連れて来て、ぶどう酒を飲むように勧めました。しかし彼らは断固これを拒否しました。そして彼らがなぜ今までぶどう酒を飲まずに、天幕生活をしているのか、その理由を説明しました(6-10)。彼らは先祖ヨナダブが命じた通りに、そのまま行なっていました。彼らは信仰の命令を守るために、肉体の安逸と楽しみを退けました。時代の罪に逆らって上って行きました。彼らはその時代のともしびでした。
Ⅱ.変質したユダ(12-17)
 反面ユダは神様がすべての預言者たちを遣わして、絶えず話しても聞きませんでした。彼らは不従順の子であり、信仰の貞節を裏切った反逆の子でした。結局彼らは恐ろしいさばきを受けるようになります。
 人は結局植えた通りに刈り取るようになるのです。神様は決してあなどられるような方ではありません(ガラ6:7)。神様は罪深い時代と妥協せずに信仰の貞節を守るために闘争する者たちを必ず祝福してくださいます(18,19)。

祈り:主よ!私がレカブ人を見習ってどんな状況の中でも、信仰の命令を守ることができるように助けてください。

一言:信仰の命令


<<(1)    前のページ(17)    18    次のページ(19)    (23)>>

聖書別日ごとの糧