聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 21日 (金)

エレミヤ36:1-12
巻き物を焼いたエホヤキム

Ⅰ.御言葉を記録させた神様(1-8)
 神様はエレミヤに今まで語った御言葉を巻き物に記録するように言われました。これはもし民たちがさばきのメッセージを聞いて悪の道から立ち返るなら、彼らの咎と罪を赦そうとされるためでした(3)。神様は実に恵みの神様です。神様は罪深い人々を長い間耐え忍ばれ、誰も滅びずに、みな悔い改めて救いを受けることを願われるのです(Ⅱペテ3:10)。
 エレミヤは御言葉に聞き従って、書記官バルクに、御言葉を巻き物に記録するように言いました。そして断食の日にこの御言葉を民の耳に読み聞かせるようにしました。
Ⅱ.御言葉を聞かなかったエホヤキム(9-32)
 さばきの御言葉を聞いた首長たちは驚いて、これを王の所に行って朗読しました。しかし王はこの言葉を聞いても、少しも恐れたりその衣を裂いたりしませんでした。むしろ巻き物を一つ一つ火に投げ入れ、燃やしてしまいました。またバルクとエレミヤを捕らえようとしました。彼は神様を恐れず、御言葉を蔑しみました。
 神様はこのような彼を必ずさばかれます(31)。そして彼が燃やした御言葉は新しく記録するように言われました(32)。御言葉と神様のしもべを蔑視した彼はさばきを招いたのです。

祈り:主よ!主は恵みの方ですが、必ず罪を罰せられる公儀の方であることを信じます。私が恐れおののく心で、御言葉を受け入れ、隠れた罪を悔い改めます。

一言:御言葉の前にひれ伏そう


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