聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 23日 (日)

エレミヤ書40:1-6
良い牧者エレミヤ

Ⅰ.御言葉の通りに行なわれた神様(1-3)
 侍従長ネブザルアダンはエレミヤに神様がこの所にわざわいを下すと語られた通りに行なわれたと言います。そしてその原因が彼らが神様に罪を犯し、その御声に聞き従わなかったからだと言いました。彼は神様がバビロンを通してイスラエルの罪をさばかれた事実を悟ったのです。神様は歴史の主管者であり、必ず語られた通りに行なわれる方です。
Ⅱ.民とともに住んだエレミヤ(4-6)
 侍従長は捕虜をバビロンに移す途中、特別にエレミヤを釈放しました。そして彼に選択の自由を与えました。彼がバビロンに行った場合、優遇され先進国の文明を受けて、平安に生きることができました。しかし彼はユダの地に残り、残された民の中に住むことを選びました。残った民たちは力がなく、無能で、貧しく、何の役にも立たない者たちでした。彼はしばしの罪の安楽を受けることより、神様の民と共に苦難を受ける道を選んだのです。エレミヤは実に民たちの良い牧者でした。

祈り:主よ!私が苦難にぶつかった時、自分の利益を求めず、神様の民の側に立つように助けてください。

一言:神様の民とともに


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