聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 24日 (月)

エレミヤ書42:1-22
本当の避け所

Ⅰ.祈りを頼んだ民たち(1-6)
 41章にはイシュマエルがバビロン王が立てたユダの総督ゲダルヤを殺した出来事が出ています。それでユダに残っていた者たちはバビロンの報復を恐れて、安全なエジプトに移住しようとしました。彼らはまずエレミヤに祈りを頼みました。彼らは、彼らが行くべき道となすべきことを示してくださることを願いました。
 また神様の御言葉を聞くのが幸いなことなので、エレミヤを通して与えられる御言葉は、良いことでも悪いことでも、聞き従うと言いました。彼らは外側から見ると、たいへん信仰のある人々のように見えます。しかし実際には彼らはすでにエジプトに行こうと決めておいて、祈りを頼んだ二重人格者でした(20,21)。
Ⅱ.エジプトへ行ってはならない(7-17)
 エレミヤは十日間祈った後、答えを受けました。それはユダの地に続けてとどまり、エジプトに行ってはならない、ということでした。もしエジプトに行くことにこだわるならば、彼らが恐れている剣とききんと疫病がエジプトまでついて来るというのです。エジプトは本当に避難所になることができません。
 神様は人々の生死、幸不幸を主管される方です。この神様は私たちにとって本当の避け所なのです(詩46:1)。

祈り:主よ!この世はどこに行っても避難所がありません。私が患難の日に主にだけ頼り、主に逃れて行きます。

一言:避け所である神様


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