聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2005]

2005年 01月 25日 (火)

エレミヤ書50:1-32
バビロンの滅亡に対する預言

Ⅰ.偶像崇拝の罪のためです(1-3)
 バビロンは偶像崇拝で満ちていました。ベルは世界の創造者だとしられたバビロンのかしらの神であり、メロダクはバビロンの守護神でした。彼らは天地を造られた創造主の神様を蔑視しようと、人が作った虚しい偶像に仕えました。しかしさばきの日にバビロンははずかしめられ、メロダクは砕かれてしまいます。神様は偶像崇拝の罪を最も重く扱われるのです。
Ⅱ.弱小民族を略奪しました(11-16)
 バビロンは弱小民族の相続血を略奪し、富と私欲と享楽を得ました(11)。彼らは神様に罪を犯しました(14)。結局彼らはその行ないによってさばきを受けるようになるのです。
 今日、強大国が少し力があるからといって、弱小民族の相続地を略奪する時、さばきを逃れることができないのです。
Ⅲ.高ぶっていました(29-32)
 バビロンは神様がさばきの道具として用いられることを知りませんでした。彼らは軍の力を誇り、高ぶりました。神様は謙遜な者には恵みを施されますが、高ぶる者には敵対し、罰せられます。

祈り:主よ!今日の強大国は自分たちの力を誇り高ぶっています。彼らが神様の前で謙遜になるように助けてください。

一言:高ぶりは破滅に至る


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