聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 05月 22日 (火)

エレミヤ2:1-19
湧き水の泉を捨てたイスラエル

Ⅰ.最初の愛を捨てたイスラエル(1-12)
 イスラエルは神様の聖なる新婦のようでした。神様は、奴隷生活をしていた彼らを救ってくださり、乳と蜜が流れるカナンの地に導かれました。彼らは神様の大きな恵みによって、豊かな生活をし、幸せに暮らしていました。ところが彼らはこの全ての恵みを忘れてしまいました。彼らは神様を捨て、偶像崇拝に陥りました。神様は正しい方なので、罪を赦されません。神様は彼らと争ってでも、罪の問題を解決しようとされます(9)。彼らは神様の最初の愛を覚え、神様に立ち帰らなければなりません。
Ⅱ.湧き水の泉である神様を捨てたイスラエル(13-19)
 イスラエルは二つの罪を犯しました。第一に、湧き水の泉である神様を捨てました。湧き水の泉である神様は、人々の全ての渇きを解消され、たましいを生き返らせてくださいます。この神様を捨てた結果は、渇きと貧困と患難だけです。第二に、彼らは自分たちのために水ためを掘りましたが、それは水をためることのできないものでした。イスラエルは神様がくださる湧き水を拒み、エジプトとの水とアッシリヤの泉を得て、飲もうとしました。彼らは神様より強大国に頼ろうとしました。しかし彼らは自分たちが頼って来た強大国の捕虜になるだけでした。彼らが強大国に頼ったことが無駄骨になってしまいました。私たち人間が神様に助けを求めず、人や物に頼るのは、本当に虚しいことです。

祈り:主よ!私が湧き水の泉である主から離れ、世の虚しい水を飲もうとしました。渇いた私のたましいを湧き水によって満たしてください。

一言:湧き水の泉


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