聖書別日ごとの糧   >>   エレミヤ書[2012]

2012年 05月 23日 (水)

エレミヤ3:1-18
背信の子らよ、帰れ

Ⅰ.裏切った民たち(1-10)
 神様とイスラエルの関係は夫と妻、父と子の関係のようです。ところが彼らは夫を捨て、淫行を行なった遊女のようであり、父親の愛を拒み、世の中に出て行った放蕩息子のようでした。神様を裏切り、偶像に仕えるのは霊的な姦淫の行ないです。神様は霊的な姦淫をさばかれます。神様は、すでにイスラエルが神様の愛を捨てて離れた時、さばかれました。神様は、ユダがイスラエルのことを教訓にして立ち帰ることを、願われました。しかしユダは罪を軽く思い、心から悔い改めませんでした。うわべでは悔い改めるふりをしましたが、実際には、イスラエルの罪に見習って姦淫しました(10)。
Ⅱ.神様の救いの愛(11-18)
 憐れみ深い神様は、裏切った彼らが戻って来ることを、待っておられます。憐れみ深い神様は、いつまでも怒ってはおられません。神様は慈しみ深い父親であり、愛が満ち溢れる夫のようです。この神様が、罪を告白し戻って来るように、呼ばわって言われます。「背信の子らよ。帰れ。わたしが、あなたがたの夫になるからだ。」(14)。神様は、彼らが悔い改めて戻って来れば、神様の心にかなった牧者を与えると約束されます(15)。そして彼らは知識と知恵で養育され、この地にふえて多くなります(16)。私たちはよく神様を裏切って自分勝手に生きます。しかし主は良い牧者イエス様を遣わしてくださり、知恵と知識で育ててくださいます。

祈り:主よ!裏切ったこの罪人が心から悔い改めて主に立ち帰ります。良い牧者イエス様が知恵と知識で養ってください。

一言:わたしに帰れ


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